展覧会見学のポイント


・日本犬保存会(略称:日保)の展覧会の紹介(日本犬保存会

春・秋の年2回、各地で支部展が開催され、秋には全国展が持ち回りで開催されます。
全国展には大・中・小型(秋田犬、四国犬、紀州犬、柴犬)合計1,000頭以上が出場します。(H12年度は1,100頭)
スケジュールは日保のHPでご確認ください。
見学は会員でなくても出来ますのでお気軽に足を運んでみてください。

・見学に行く前に

難しいかもしれませんが、一度を「日本犬標準」読んでみて自分なりのイメージを創ってみましょう。(日保のHPに記載されています)


・持っていく物

お弁当 : 会場の近くには食事をとるところがない場合が多いです。ピクニック気分でどうぞ。
カメラ : やはり写真は撮りたくなると思います。
筆記用具 : 写真を撮っても犬の名前がわからなくなってしまいます。

※出来れば愛犬はお留守番させた方が良いでしょう。病気の心配もありますし、見学している時に出陳している犬の迷惑になることもありますので。

・展覧会当日

開会式は午前9時からです。
当日会場に着いたら、本部を訪ねて「出陳目録」を手に入れると良いでしょう。1冊500円程度で分けてくれるとおもいます。
目録がないと犬の名前がわかりません。もしかすると愛犬の兄弟が見つかるかも知れません。

・見学のマナー

出陳者は真剣です。大声を出して犬の注意をそらしたり触ったりしてはいけません。あなたのことを気にして審査の時に後ろを向いてしまうかもしれません。
犬の評価では決して悪口を言ってはいけません。
ゴミは必ず持ち帰ります。会場を借りるのも大変だそうです。役員はボランティアでやっているのです。
  

・展覧会の進行

午前中は各型若犬以上の各クラスで個体審査が行われます(第1審)。
これは1頭づつ中央に出され審査員が「日本犬標準」に従って「絶対評価」で評価します。
審査員は前後左右から見て手元の紙に評価を記入していきます。
初心者の方は見ていてもあまり面白くないので、朝の苦手な方はもう少し後からでもいいかもしれません。
午前の後半(11時頃から)幼稚・幼犬の部(7ヶ月未満の子犬)が始まります。(進行状況は支部によって違う場合がありますので注意してください)
お昼休みを利用して参考犬の紹介が行われます。過去に各賞を受賞した名犬たちです。(出場犬がいない場合もあります。)純粋に勉強させて貰います。
午後は比較審査(第2審)です。各クラスの犬たちが全犬集まり、順位をつけます。上位犬には若・壮・成犬賞が与えられます。
第3審は支部展では壮・成犬の上位犬が本部賞を目指します(各型2・3頭)。全国展では成犬各組の1席犬が雄・雌の代表犬を争います。
全国展では第4審で大・中・小各型の代表犬が決まります。(代表犬は最高賞=大臣賞、反対性は準最高賞)
第5審として各型の代表犬が総理大臣賞を目指します。

・第1審のポイント

自分なりに長所・短所を考えて見ましょう。といっても難しいと思いますので、自分なりにABC評価をして、手元の目録に記入しておきます。
毛色などの好みはあると思いますが、毛色に優劣はないので公平に見ていきます。1ヶ所の長所・短所にとらわれずに全体を見ることが大切です。

・第2審のポイント

第1審でチェックしたポイントと全犬集合したところで、自分なりに5頭位を選んで見ましょう。
審査員も最初に5〜10頭位をピックアップします(第1グループ)。あなたの選んだ犬は何頭入りましたか?
3頭入れば合格でしょう。ここから順位が決まっていきます。出陳者にとって緊張の時間です。
上位に入った犬たちを良く見ておいてください。これが「日本犬標準」に近い犬たちです。

・第3審以降

はっきり言って高度すぎて私にはわかりません。どれも素晴らしい犬たちばかりなので見学には最適です。

最後に

展覧会の上位に入賞する犬達は厳しい訓練を積んだ犬です。彼らと飼主たちの努力のお陰で今日の柴犬の繁栄はあります。名画を鑑賞するような気持ちで見てみましょう。
ただし、「いい犬」と「好きな犬」は違います。皆さんも自分の愛犬が世界一ではないでしょうか。
これからも何か思いついたことがあったら加筆していきたいと思います。
また、展覧会について質問がありましたらメールまたは掲示板でどうぞ。(展覧会見学のベテランより)

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